お茶の見方(鑑定)
高品質なお茶とは? アミノ酸の含有率が高いほど美味しくて高級なお茶と評価されます。 アミノ酸はお茶の新芽が若いほど多く含まれています。 でも、お茶の新芽は成長するにしたがって葉が大きくて硬くなります。 茶葉が硬くなれば葉に含まれているアミノ酸やカテキン・カフェインなどの成分量は少なくなります。 また、新茶よりも二番茶の方が成分含有率は低くなります。 ですから、新茶は品質の高いお茶と評価されます。
一番茶の新芽は茶葉が柔らかいので、製造すると細く撚れます。 色は綺麗な緑で艶のあるお茶になります。 新茶でも、収穫期後半になると茶葉は大きくなって硬くなります。 含まれている成分も少なくなります。 茶葉の色は薄くなり艶もありません。
二番茶はさらにそうなりますが、ミル芽(若くて柔らかい芽)の状態でで摘んだ二番茶は一番茶と見分けが付かないこともあります。
番茶はさらに葉が硬いので、お茶の形は大きく折りたたんだ様な形です。
お茶は嗜好品なので、高級なお茶が必ずしも美味しく感じるとは限りません。 好きなお茶は人それぞれ違うと思います。 極端な話し、 「新茶よりも玄米茶の方が香ばしくて好き。」でも良いと思います。
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