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茶の栽培

・茶の樹は何故かまぼこ型なの?

茶樹はかまぼこ型に仕立てられています。

それは、摘採面積を広くするためです。

 

摘採面積が増えれば収穫量も増えると考えられていました。

しかし、そうでもありません。

 

現在使われている乗用型摘採機で摘採する茶園は平らな樹形をしています。

以前の茶園と比べて収獲量が減るかといえば、そんなことはありません。

かえって増えます。

 

さらに、お茶の芽伸びが揃い製造しやすくなります。

ですから、品質も安定します。

 

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茶園面積あたりの収穫量を増やすには、見た目の樹形よりも茶樹を健全に育てることが大切です。

 

茶樹を健全に育てるには、根の量を増やすことです。

そうすれば収獲量も増えます。

上手くできると、ホント嬉しいです。

 

・お茶の品質を高めるには?

お茶の品質の高めるには、お茶の新芽をミル芽(若くて柔らかい)で摘むことです。

そうすれば、高値で取引されます。

 

茶園面積あたりの収穫量とお茶の単価を掛けあわせれば、茶園面積あたりの売上が出ます。

お茶価格がいくら高くても面積あたり収獲量が少なければ、茶園面積あたりの売上も増えるとは限りません。

 

茶農家は、面積あたりの売り上げが最も多くなる時期に摘み取りたい思っています。

 

でも、全茶園をその時期に摘むことは不可能です。

ですから、新茶収獲は早めに始まり、採算の合う間に終了したいのです。

 

その年の気象条件で芽の伸び方は違うし、新茶収獲が始まってからの天候で計画通りに収獲できるかも解りません。

そして、

お茶の新芽の大敵は、なんといっても遅霜です。

 

こう書くと難しそうに思えますが、茶農家にとっては当たり前のことなので、そう心配はしていません。

そこが、農業の面白いところでもあります。

 

・山のお茶と台地のお茶の違い

高品質なお茶ができる地域は、朝霧がたつ河川の中流から上流にかけての地域です。

例えば、大井川上流の川根茶や安倍川藁科川上流の本山茶が有名です。

 

我が家の茶園は牧之原台地にあるので、高品質なお茶が生産される産地できるません。

 

・茶の品種 

お茶は日本各地で栽培されています。

日本で栽培されているお茶の品種の約70%は「やぶきた」です。

日本の農作物で、これだけ広い面積で栽培されている品種が他にあるでしょうか?

 

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・茶の木の増やし方

昔は実生(茶の種を播いて増やす)が多かったのですが、今は挿し木で増やします。

茶は「自家不和合性植物」といって、自分の樹で咲いた花では受粉しません。

ですから、雑種を防ぐために挿し木で増やす様になりました。

 

・お茶は、苗を植えてから何年で収獲できるか?

5年くらいで収穫できますが、一人前になるには10年位かかります。

 

・お茶は、年に何回収獲できるか?

八十八夜前後に摘む新茶、新茶を摘んでから48日後くらいに二番茶、9月下旬~10月中旬に秋冬番茶を収獲します。

もちろん新茶が一番高値で取引されます。

 

・茶の木を育てる

茶の苗木が手に入れば、庭に植えると楽しいと思います。

お茶の新芽は天麩羅やお浸しにすると、ほろ苦くて美味しいです。 

 

2020.03.30 Monday