栄西禅師(1141~1215)は、
平安時代末期から鎌倉時代初期の僧侶で建仁寺(京都最古の禅寺)を開山しました。
中国から日本へ茶の種を持ち帰って播き喫茶の習慣を日本に広めました。
また、「喫茶養生記」を著し日本茶の発展に大きく貢献しました。
しかし、日本に茶の種が入ったのはもっと前だと思われます。日本の茶文化は奈良時代の遣唐使などにより中国から伝えられたと云われています。
平安時代、貴族・僧侶の間では既に喫茶の習慣がありました。
ですから、栄西禅師が建仁寺を開山する前から日本には茶樹がありました。
すでに、上流社会では喫茶の習慣があった様です。
牧之原公園の栄西禅師像
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