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手揉み茶とは?

 明治時代中期まで、日本で収穫された茶葉は手で揉んでいました。

その頃の生産量が少なく、手で揉んでも間に合ったのだと思います。

 

しかし、

牧之原台地が開拓されて茶が植えらる様になった明治以降は、輸出するお茶も増えてきました。

ですから、手で揉んでいては間に合わなくなり、資産家が財を投じて製茶機械の開発に乗り出しました。

それ以降、製茶機械の進歩はめざましく、今ではお茶は機械で揉むのが普通になりました。

 

現在の「手揉み茶」は、茶手揉み保存会が中心となって手揉み茶技術が継承されています。

また、今の「手揉み茶」は高級茶として位置づけられています。

 

だいぶ昔のことになりますが、

NHKテレビのクイズ番組「日本人の質問」で、「これらは日本の技を伝える流派ですが、何の流派でしょうか?」という問題が出されたことがありました。

 

「小笠流・川根揉切流・倉開流・鳳明流・青透流・川上流・興津流・幾田流」の八流派です。

なんの流派か解りますか?

番組では正解者がいなかったと思います。

これらは静岡県内にある手揉み茶の流派なんです。

 

これらの流派は、静岡県の各産地で穫れた茶葉の特性を生かす様に編み出された技です。

そして、手揉み茶技術は製茶機械開発の基礎となりました。

 

主な手揉み茶流派は八流派あって、静岡県手揉み技術「師範」以上の方が継承しています。

美紀子は師範なので小笠流を継承しています。

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◆小笠流(小笠・袋井・掛川・浜松・浜北・牧之原)

◆川根揉切流(川根)

◆倉開流(周知・森・春野)

◆鳳明流(静岡・岡部)

・静岡茶発祥の地、足久保も含まれます。

◆青透流(岡部・藤枝・島田・川根・金谷)

◆川上流(静岡・島田・岡部)興津流(清水)

◆幾田流(富士・沼津・駿東・伊豆)

◆興津流(清水)

 

以上の八流派が主なもので、

静岡県指定流派として無形文化財の認定を受けています。

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・安楽揉み

牧之原台地は深蒸し茶の産地です。

深蒸し茶は長く蒸すため茶葉が柔らかくなります。

柔らかくなった茶葉を普通に揉むと、細かく粉れてしまいます。

 

そこで、粉れるのを防ぐために力を掛けずに揉む技法を「安楽揉み」といいます。

揉みあがったお茶は「ぐり茶」の様によれています。

これが、深蒸し茶の始まりといわれています。

 

牧之原の先人が編みだした茶手揉み技法です。

 

2020.08.15 Saturday